警察犬訓練士とは?
犬が持つ、驚異的な嗅覚を最大限に使って、犯罪の捜査などを行うのが警察犬です。
そして、その警察犬を育てる「警察犬訓練士」は、なくてはならない職業です。
まず、警察犬には、「直轄犬」と「嘱託犬」の2種類に分類されます。
「直轄犬」
文字通り、警察機関直属の警察犬です。
警視庁・県警のもと、管理・育成される犬のことです。この直轄犬を訓練するためには、担当部署の警察官になる必要があります。
「嘱託犬」
民間で訓練された警察犬です。委託された訓練機関で、管理・育成されます。
全体の9割程度が嘱託犬です。 各県警では毎年、採用試験を実施し、これに合格すると嘱託犬として登録されます(1年間有効)。
名誉ある嘱託犬に任命された警察犬は、普段は訓練所で管理され、警察から出動要請があると担当訓練士とともに出動し、犯罪捜査に協力します。
警察犬訓練士の仕事内容
説明したとおり、警察犬には「直轄犬」と「嘱託警察犬」があり、それぞれに訓練士がつきます。
警察から出動要請があれば、昼夜を問わず事件の現場へ出向かなくてはいけません。そのため、いつ呼び出されるか分からない事件の発生に備え、日々地道に訓練する事がかかせません。
訓練士が待機中に行う警察犬のトレーニングは、災害現場などを想定した訓練や、いち早く現場に駆けつけられるように、犬と一緒に走るトレーニングなど、訓練士自身の体力が問われるトレーニングが多くあります。
また、犬の排便処理、犬舎の掃除、訓練所周囲の掃除、など、犬のお世話も仕事のひとつで、これも毎日欠かさず行わなければいけません。
このような仕事をこなすためには、日頃から体力をつけることが重要となってきます。
もしあなたが警察犬訓練士を目指すので有れば、スポーツや体力が必用なアルバイトなど、日頃から鍛えておく事を心がけておきましょう。
活躍の場
警察犬を訓練する職業は、以下の2つです。
- 直轄警察犬訓練士
- 嘱託警察犬訓練士
ただし、「直轄警察犬訓練士」の場合、警察官になる必要があります。また、警察官になった場合でも、希望を出せば直轄警察犬訓練士に配属してもらえるわけではなく、別の部署に配属される可能性もあります。
どうしても、警察犬訓練士になりたい場合は、警察官になる必要の無い「嘱託警察犬訓練士」も視野に入れておくと良いかもしれません。
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